静岡空港はどこにある
 最近のニュースで平成21年3月開港を目指している「静岡空港」(正確には「富士山静岡空港」)が、離着陸時の経路に丘と立ち木が残ってしまい滑走路の短縮と開港が遅れるとのこと。お粗末極まりないことはもちろんだが県はまともに空港を運営出来ると考えているのだろうか。開港前から地元で期待されている方には申し訳ないが僕は10年で空港は破綻すると予言しておく。
 先日静岡の大井川鉄道に行った際、少なからず「祝・静岡空港」の看板を見かけた。なるほど大井川鉄道の始発駅でもある「金谷駅」からバスで15分で結ぶ距離らしい。少し興味を持ち地図で場所を確認してみると、驚いたことに静岡空港の滑走路は東海道新幹線の頭上を横切っているではないか!

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これにはいくつもの疑問が浮かんでくる。
 もちろん空港は最近建設されたものだが、そもそも新幹線も空港が作れるほどの平らな土地にトンネルを掘っていたのか。現地の地形がよくわからない。
 そして、静岡県は広い。にも関わらず「新幹線の上」や、「立ち木が邪魔」みたいな狭い土地に空港を建設したのでしょう。もっとほかに場所があるでしょう。山ばっかりで平地は少ないのかな。せっかく新幹線の上に作るのなら「東海道新幹線・静岡空港駅」でも併設すれば似たり寄ったりで、まともに運営が出来ていない地方空港の中ではどこにも負けない武器を持てたのに。新幹線で東京-静岡はこだま型ダイヤでも1時間20分ほど。成田-東京の1時間ともいい勝負が出来る。東京以西から豊橋辺りの東海地区は十分なマーケットとなり新幹線が最強のアクセス手段となる。
 しかし、逆に言うと静岡地区は新幹線が東西に縦断していることで東京に行くにも、名古屋に行くにも便利だから空港は必要ないという結論にたどり着く。新幹線が通っていない都市が公共性をうたい空港を建設するのとはまた違う気がする。
 では入り込み客に関する需要はどうか。名前にもあるように「富士山」という世界的観光地があるから観光客は日本中やアジア各国からやってくるだろうか。それは新幹線で「新富士駅」どころか「静岡駅」に『のぞみ』も『ひかり』もまともに停車していないことを考えるとそれは期待は出来ないでしょう。
 静岡空港のホームページの中に『現在人気のソウルや上海も「休日のショッピングに、お食事に」と出かけられる近さになります。東アジアの国々は、富士山静岡空港から3時間以内。』なんてコピーがあります。そんな軽い気持ちで空港作ったんですか?トップページの画像がセンスなさ過ぎませんか?夢ばかりが大きくなって現実が見えていない、そんな図絵です。
静岡空港
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